山梨で食用粘土を何とかしようとした話(前編) - フォロワーあのね
(これの続き)
ほら言ったじゃん……
また猫のトイレだよ……
猫のトイレにたけのこの里並べたやつじゃん……
さて次はバーベキューのときに残ってしまったマシュマロを使います。
とはいってもゴエさんが勝手に始めたので僕らは見てるだけだったのですが……
削った砂をマシュマロに注ぐゴエさん
割り箸も泣いてるだろうな、穴の開いたマシュマロに食用粘土を詰めるためだけに片割れと離れさせられて……
ゴエさん曰く
「中からとろりと粘土が溢れてる感じにしたかった」
とのことでしたが、何一つとろりとしてないし溢れてるというよりギチギチに詰め込まれてるので一種の哀愁を感じました。
と僕たちがなんとも言えない顔をしていると、自暴自棄になったのかいきなり猫のトイレおっと危ない食用粘土のプールでマシュマロを転がし始めるゴエさん
あ〜あこれママに怒られちゃうよ
一体ここからどうするってんだ
天才じゃん
角刈りじゃん
このあとこ雪だるまは名前をつけられることもなく、シャルロッテ(マミさんを食べた魔女)みたいな食べ方でゴエさんに捕食され、コテージがややウケに包まれました。
そして最後は、
水。
いやこんなに灰色な飲み物ってないよ……
絶対不味いじゃん……
と思いきや、3人ともこれに関しては
「案外いける」
と高評価。
これはまさか最も単純な戦略が最も有効という急がば回らずに説得力を加える例だったのでは……?
と気を許したところで、
傾けたら底の方に冗談みたいな量の砂が溜まっており、これを飲み干した伊奈利さんは
「魂の2割はここからでた。代わりに土を飲み込んだ。」
と偉人みたいな言葉を残して真っ青な顔になってしまいました。
じゃあしっかり混ざればいいのでは、と家宝であるシェイカーを使ってみたことろ、
信じられないまずくて写真とかそういう場合じゃありませんでした。
よく考えたら不味いものを薄くしても不味いままだわ。
そして深夜1時半を過ぎるまでかかった砂との戦いでも、あの食用粘土は1割も減ることはありませんでした。
なんてこったい
なんてこったい……
ちなみにこのあと僕たちが寝ようとした頃にKTさんが目を覚まし、
「案外食えんじゃん!」
と残った砂をバクバクと食べて、
「砂で歯磨こっかな」
と猫のトイレから砂を掬い上げマジで歯を磨いていました。
しかもチョコスプレー混ざってるから本当に意味がなかった行為だと思います。
今回は3人がかりで食用粘土を消費しようと躍起になりましたが、それでも減った量は1割にも達しませんでした。
いつなくなるのコレ。
このあとは布団を敷いたり何だりして、
「明日は7時半に起こして」
とお互いに約束して眠りにつきました。
次回
約束、反故