フォロワーあのね

フォロワーあのねと思ったことを書きます

信じてもらえないかもしれませんが、りんご飴を作りました。

 

 

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(妹とのLINE)

 

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当然の反応だと思います。

 

芭蕉です。

 

 

もう自宅待機が始まって何日経ったかわかりませんが、ここ数日は外に遊びに行きたいという気持ちがなくなってきました。

 

家で何かしなければ心が死んでしまう……というかシンプルにエコノミー症候群になりそうで怖い。

 

今日はそんなことを考えながら昨日の発光ラーメンを見返して

 

「思ったより光ってるじゃん」

 

と一人で笑っていたのですが、昼過ぎごろにおばあちゃんから荷物が届きました。

 

まだ比較的平和な山口からの支援物資です。

 

……が、心配性なのか詰めるだけ詰めた結果なのか、届いた量というかサイズがゴールデンレトリバー2匹分くらい体積があるパッケージで、当然中にはゴールデンレトリバー2匹分の体積の食べ物が入ってました。

 

しかも半分はタッパに詰めてあるお惣菜とかで賞味期限がそろそろヤバそうなものばかり……

 

ありがたいんですよ!

ありがたいんですけどね!

 

中には切ってあるリンゴとかもあって、これはただでさえ活動量が減って1日2食しか食べないこの生活サイクルではさすがに一人では消費しきれない……

 


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なあリンゴたち……

 

 

よし

 

 

このまま腐らせるのもアレだし

 

 

りんご飴にしよう!!!!!

 

 

 

 

そうと決まれば善は急げ(善です)、早速作業に取り掛かります。

 


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大量の砂糖を鍋にぶちこみ

 


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切ったものだと見た目がアレなので着色料を好きなだけ投入

 


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ここだけ慎重に、水はしっかり計っておく

 


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なんか砂糖に着色料載せただけだとかき氷みたいだな。

かき氷というか、クオリティの低いかき氷のサンプル

 


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一応ブラックライトで照らしておきましたが、何も起こりませんでした。

 


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ここに水を入れる

 

 

砂場みたいになっちゃった

 

 


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火にかける前にしっかり混ぜ合わせておきます。

 

意外とすんなり溶け合ってくれるのが砂糖のいいところ

これはめちゃくちゃな偏見ですが、佐藤って名字の人は結構流されやすいタイプの人多いと思います(芭蕉調べ)

 

 


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しっかり混ぜたところで一応味見しましたが、当然砂糖の味しかしませんでした。普通に美味しい

 


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そしてこれを

 


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火にかける!

 

 

ここからは一切中身に触れてはいけません。

理由を説明するのはめんどくさいので、変身シーンでは敵味方限らず手を出してはいけないのとだいたい同じ原理と思っていただいて結構です。

 


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しばらく待ってるといい感じにグツグツしてきました。

色が濃くなってきて正直ちょっと血に近づいてきます。

 


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割と沸騰してるところにも、念のためブラックライト

 


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ただただ、怪しい

 


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全体にグツグツが行き渡ったらここからは化学の時間です、

 


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しっかり4分にタイマーをセットしてあとは成り行きに任せます。

 


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いい匂い

屋台の香りだ

 


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見守るりんごたち

 


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4分経つ頃にはグツグツの仕方も粘度が増してなんだかグロテスクになってきました。

 


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火を止めてから、いったん菜箸に飴をつけて

 


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水につけて固め、

 


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かじってから飴の具合を確かめます。

 

ここでパリッといい感じになればOKでござる(ちょんまげプリン2のネタ)

 

 

 

そしてここからは時間の勝負!!!

 


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出来る限り豪速でりんごを飴に浸していきます。

 

 

……と、ここで問題になったのがすでにりんごが切ってあるものを使ってしまったことでした。

 

小さいのでその分手を飴に近づけねばならず、結果少しミスると指にくっついてめちゃくちゃ熱い。

 

砂糖の分解店(融点的な)はたしか180度前後……

つまり揚げ物をするときの油とほぼ同じです。

 

しかもこの飴、りんごにつけたらほんの数秒でくっついてしまうほど固まるのが速い。

 

つまり指に絡み付く時も爆速で固まる。

 

少しミスるたびに人差し指が100度越えの飴に包まれるの、そういう拷問かと思いました。

 


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惨状

 


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そしてこんなにもまだ飴に浸してないりんごを残した状態で……

 


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飴が限界に

 


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一応火にかけ直したりスプーンでつついたりしてみましたが、

 


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晴れた日のアスファルトみたいになっただけだったので諦めました。

 

しかし流石に捨てるのは勿体無いので、適当なお皿に

 


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ゴン

 

冒頭に戻る

 


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死にかけのセミみたいな音が中から聞こえるのが若干食欲を削りましたが、いい香りがしたので一口摘んでみると完全にカルメ焼きの味がして美味しかったです。

そりゃそうだ。砂糖しか入ってないんだもん

 


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肝心のリンゴたち

 

なんか糸引いてる……血鬼術?

 

 

 

なんだか思ったよりタイムアップが早く、本来なら色んなものをつけて楽しみたかったのですが飴に浸せたのはほんの一部だけ……

 

仕方ありません、集合写真だけでも撮っておきましょう

 


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パシャ

 

ブラックライトもね

 


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だからまな板でよくわからん!!

 

 

何はともあれ一応りんご飴自体と、サラダチキンとじゃがりこの飴は完成したので食べてみましょう。

 


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まずはサラダチキン

 

一口かじると外はパリッ、中はぶにっとした食感がまずあのゲテモノ会の時のコガネムシを彷彿とさせて怯みました。かなり……

 

ですが味そのものは全く混ざっておらず、2秒毎に口の中が「砂糖」と「鶏肉」で切り替わるので多少脳がパニクったくらいで飲み込むのに支障はありませんでした。

 

 

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次にじゃがりこをば……

 

これは普通に美味しかったです。

 

ポテチにチョコとかありますもんね。じゃがりこには飴なのでしょう。

 

あまりに普通に美味しすぎたので「ふふっ」と笑みが漏れました。

隣の部屋からはまだ喘ぎ声が漏れていますが……

 

長いよ。丸一日やってんじゃん。大丈夫?

 

差し入れとかしたほうがいいかな。

 

 

 

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最後はりんご飴です。

 

これも普通に屋台のりんご飴の味がしました。

見栄えはともかくとして、材料は極めてシンプルですからね。

 

姫リンゴをきちんと使えば綺麗なものができるかもしれません。

 


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ちなみにりんご飴を抜いたあと少し殻が残るのちょっと面白かったな。

 

 

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なんか"そういう"世界の廃墟みたいでかっこいい。

 

 

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結局いちばん安定した美味しさだったのがこの熱すぎる溶岩の塊というのが若干癪に触りますが、初めてにしては怪我もなく良くできたと思います。

 

てっきり水飴とか使うと思ってたんですけど、普通の上白糖でも案外いけるものですね。やってみなきゃわかんないこともあります。

爪の間に火傷する痛みとか

 

じゃあ僕はこいつらを完食する作業に入るので、今日はこのあたりで……

 

 

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それでは。