山梨県、行ったことないな〜
富士山があるところか〜
行きたいな〜
よし、行くか!
来ちゃった♡
芭蕉です。
ここ2日間、フォロワーの伊奈利さん(@inari_cosmi )、ゴエさん(@5Agoe )、ゴエさんのリア友のKTさんと山梨に遊びに行ってました。
遡ること1ヶ月、今となっては懐かしい3rdディレイのあった日、映画館で少し飲んでいたのですが、帰り際に
伊奈利「寂しいですけど次会うのは2020年ですかね〜」
いやそうはさせるか
芭蕉「忘年会しましょう!」
ということで12月21日朝9時、
僕たちはクソ寒い新宿駅に集まっていました。
どう考えても忘年会が始まる時間ではないのですが、無計画で遊ぶ約束をしがちな僕とゴエさんのせいで、忘年会の約束は紆余曲折、山梨にコテージを借りて1泊2日のキャンプをすることになっていました。
忘年会と聞いていたのにこの連絡を受けた伊奈利さんは意味がわからなかったでしょうね。
僕なら全く別の要件と勘違いすると思います。
そしてKTさんも併せて集合した我々は、業務用スーパーで肉を買ったりドンキでお酒を買ったりして(サンタ帽子買おうとしたら全員にスルーされた)、高速バスが出発する新宿バスタにたどり着きました。
飛行機みたいでワクワクするな。
ちなみにカクテル用にアップルシロップを買ったのですが、ゴエさんが火炎瓶みたいな運び方をしてました。
普通に怪しかったので袋に戻すが
バスに乗る事数時間、オタクが集まってるから無言になるかと思ったらひたすら喋り続けていつのまにか目の前にはクソでかい山が……
なんだあれ!?
あれが火山だったりしたら面白いな〜
途中で面白い建物があったのですが、調べたらラブホだったのでスルー
キャンプ場の最寄駅に到着!
すでに標高が高いのか、業用スーパーで買った普通のサイズのバナナチップスがパンパンに膨れ上がってました。
詩的な方ならここで
「我々の期待と同じく膨らんだ〜……」
とか表現するんでしょうけど、僕は
「これ2つあったら胸に詰めておっぱいにできたのにな」
と思いつき、自分の浅はかさに幻滅しました。
ここからは地元のバスでキャンプ場に向かおうとしたのですが、現地の方に尋ねると「この距離でバスw」という意味を含んだ嘲笑のご返事を頂いたので、都会民の僕たちは徒歩30分をかけキャンプ場へ……
湖でけ〜!
っていいたいけど木が邪魔すぎて写真が撮れない
歩いてるとザ・田舎って感じの建物がいっぱいあってワクワクしました。心は帰省してます
店主さんの趣味全開のガンプラや
壊れそうな階段
スタァライト要素、回収成功!
そして延々と続く道路……
これを歩くのが当たり前って修験者かよ
これだから、田舎者は
とにかく奥が遠い
唐突に現れるクリスマスの森
探しまくりましたけど、クリスマス要素は一切見当たりませんでした。
魂みたいなモノがぶら下がったヤバイ木
長〜
長〜
見晴らしの良いスポット!
晴れてたら眩しくて失明してたのかな。
そして荷物を運ぶ方や腕が壊れそうになった頃にやっと、
到着!!
ん〜いい雰囲気ですね
薪を見るとワクワクします、田舎者なので
ここで5時間は潰せそう
買い忘れていたマシュマロを450円という、第三次世界大戦後の物価で購入……
袋が空いてるのかめちゃくちゃいい匂いが手に染みつきました
そしてここからさらにコテージに向けて山を登る
(奥:KTさん 手前:1日1枚深夜アニメのイラストを投稿しているキモいオタク)
カクテルのためのリキュールがパンパンに詰めてあるので、荷物の方が僕より大きかったです。
20キロくらいあったんじゃないですかね……
そして
コテージに到着!
でけ〜!!
綺麗〜〜!!!
東京の我が家より広いコテージにテンション上がりまくりの芭蕉
もうここに住む!
とりあえず肉、なんて荒々しいことはせず、まずは鍋に水を炊いてタピオカを作ります。
我々はJKなので
KTさん
乾燥させたカラフルカピオカルオオガエルの卵をお湯にぶち込む
東南アジアの熱帯雨林に生息している希少な生物の卵です。
業務用スーパーでお手頃な値段でお買い求めいただけます。
テンションが上がりすぎた僕は勢い余ってコテージの外へ
木が多い
木が多い
不穏なロープ……
さっき地元の人がやっているガラガラの酒屋に寄ったら、物静かな暗めの店員さんが、帰り際にボソッと
「夜は……今よりもっと冷えますから……お気をつけください…………」
と行っていたので、この村ではもしかしたら夜になると"何か"が''来る"のかもしれません。
不穏な気配を感じ取った僕は伊奈利さんを置き去りにしてコテージに帰還
テラスで木に火をつけて遊ぶゴエさんとKTさん
シンプルに小規模な火事じゃん。
手持ち無沙汰になった僕は山梨県の郷土料理ほうとうを作ることにしました。
さっき酒屋で買った味噌汁の素を適当にぶち込む
そして適当に煮込む
完成!!
やはり郷土料理はどこも簡単に作れるモノが多くて助かりますね。さすが長く愛されている料理です。
右奥に何か見えるのは伏線なので、今は気にしないでください。
乾杯のためにビールを注いだらクソ下手なので9割泡になった僕のビール
忘年会の一食目がまずほうとうという訳の分からない開幕になりましたが、みんなお腹が空いていたので一心不乱にほうとうを完食しました。
味噌うめ〜
そしてタピオカが茹で上がってたので水に戻して、
お酒やシロップにつけて味付け侍
じゃあそろそろカクテル作るか!
しかし僕はエンターテイナー
何事もなくこのままお酒を混ぜると思ったら大間違いです。
朝から来ていたセーターを脱ぎ散らかし、下に来ていた
バッチバチにバーテンダーみたいな服装に変身
脱いだ瞬間はコテージに着いた時よりボルテージあがりましたね。
まあ寒すぎてこの後すぐセーター着るんですけど
ひかまひのカクテル〜
ゴエさんの「下にライトおけばいいんじゃね」という神の発想によりファフナーの同化現象みたいな色になった時は謎の感動を覚えました。
タピオカが入ったカクテルはキモすぎてキモかったのでTwitterには載せられませんでした……
そしてこのあとは少しボードゲームなるものを人生初やってみたのですが、
狂気というシステムで負け続けてしまいました。
SAN値チェックで毎回ゲームオーバーになるのですが……?
「狂ってる人の元に狂気カードは集まるんだよ」
と教えてもらったので、多分僕はボードゲームに登場したら
「狂気カードを引けるまで山札からカードをめくる」
みたいな全然使えないタイプのキャラクターになると思います。
そして日は暮れて夜、バーベキュースペースで肉でも焼こうということになったのですが、
冗談みたいに火がつかず
気温1度という山奥みたいな環境で(山奥なんだけど)1時間くらい火起こしに苦戦していました。
すべての原因は100円の着火剤を買わなかったことにあると思います。
なんとかKTさんがつけてくれた火で安すぎて不安になる肉を調理開始!!
まるで四足歩行の動物の肉のような旨味!
火力がちょうど良すぎて一度もぶわっとならない極めて安全かつ模範的なバーベキュー
叙々苑のタレを使ってたのでやたら旨かったです。
野菜も食べたのですが、焼きながら調理したのでその都度僕が包丁で切っていて、途中面白がったゴエさんがそれを放り投げて僕が包丁で切るというどう考えても危ない作業をしていたのですが、誰も止めてくれませんでした。
怪我をしなかったのは奇跡だと思います。
僕が昔忍者の村で修行を積んでいなければ、確実に僕の左手、ゴエさんの右腕は焼肉の材料になっていたと思います。
良い子は絶対に真似しないでください。
悪い子は知りません、好きにしたらいいんじゃないんですか
責任は取りませんが……
伊奈利さんがSeriaで買ってきた燻製マシーンでいろいろ薫したのですが、卵とかチーズとか驚くほど美味しくて驚きました。
薫製したチーズが美味しすぎて、網からバリバリ剥がしながらやっぱ年長者は違いますわ! とおだてようとしたら、
なんか消しゴムの薫製作ってました。
やっぱ同人とはいえギャグ漫画描く人はどっかおかしいわ。
落ち着いたあとは、
余った火でマシュマロを焦がしながら高尚な話をしていました。
昨日ゴエさんたちに「マシュマロで手がベタベタしないけど一生みもりんのライブに当たらない」のと「一生マシュマロで手がベタつくけど年に3回みもりんと飲める」のどっちがいい? とパワーバランスおかしい質問したら「肘から先全部無くなっていい」とまさかのデメリットの上方修正を受けた
— バニラ芭蕉 (@favorite_banana) 2019年12月23日
身体にまんべんなく煙の匂いを焚きつけた僕たちはコテージに撤収、交代でシャワーを浴びたのですが、ゴエさんが扉を閉めるときの
「────天堂真矢、入ります」
の声真似があまりにうますぎて、僕たち3人は"合宿中の天堂真矢がシャワーを浴びているコテージにいる"という謎の擬似体験をすることができました。
……という旨のツイートをしたところ、数分後に何件かゴエさんのマシュマロに
「声真似を録音してTwitterに載せてください」
というリクエストが届いていました。
なんで僕を経由せずに直接そこにお願いしたんだよ。
マジの本気じゃん。
うまいと言われた声真似を晒せる人がいると思いますか?
たぶん2リツイート15いいねとかで終わると思います。
そして夜もふけたころ、することのなくなった我々は布団を敷いて
(右:天堂真矢の声真似ができる男 左:キャンプに哺乳瓶を持っていく男)
早めに寝ることに……
と思ったら大間違いですよ!!!!
そう簡単に寝てたまるか!!!!
明日に続く!!
山梨で食用粘土を何とかしようとした話(前編) - フォロワーあのね