この間、大学の教室に忘れ物をして取りに戻ったのですが、勝手に電気がつくものだと思い部屋の真ん中まで進んだら全然電気がつかなくて真っ暗なままでした。
どうやら自動点灯ではなかったようです。
最近便利なものが増えすぎてそれが当たり前だと思ってしまいがちで、電気のスイッチすら見逃してしまうことが増えました。
まあそれはいいのですが、何より驚いたのは真っ暗な教室が怖くなかったことです。
僕は子供の頃かなり怖がりで、というか今も怖がりなので怖い話を読んだ日は少し明かりをつけて寝ます。
ですが子供の頃は暗いと夜トイレに行くにも壁に背を当てて歩いていたし(背中が空いてると不安になる)、習い事の帰りの暗い夜道はかなり全力で走ってました。
そう考えると真っ暗で誰もいない教室を平気で歩いて、電気がつかないことに驚きながらも普通に部屋を出ることができる、というのは衝撃でした。
あの頃のかわいい僕はどこへ行ってしまったのでしょう。もうキモいオタクしか残ってません……
芭蕉です。
今日はバイトが終わってから、久しぶりにカクテルを真面目に練習しました。
透明と青の順番を間違えてしまったのですが、その反省を踏まえればきっと今日は簡単に成功させることができるはずです。
クリアとブルーだからな〜絶対綺麗だろうな〜
まずグラスを用意します。
ブルーキュラソーを注ぎます。
これ、1人じゃ飲みきれなくて、そろそろ風味とかなくなってると思います。
もうただの青いアルコールな気さえします。
そこに、僕には唯一糖度が高ければ重たくなるという知識だけは初めからあったので、初心を忘れずガムシロップを投入して青の糖度を濃くします。
ガムシロップをそのまま投入するのが正しいかどうかは知りません。
すげ〜露骨に分かれた
こうみるとすごいですね。
もうこれで「成功!」と言いたいところですが、これではただただ甘いだけのブルーキュラソーなのでカクテルでもなんでもありません。
ガムシロップを飲み物としてカウントしていいのは体重100キロ超えの人くらいだろ
混ぜました。
もうこれでグラスの中には糖度の上がった、つまり重たいブルーキュラソーが入っているはずです。
そこに度数が高くて透明なウォッカを注げば、綺麗に分かれたカクテルが完成するってワケ😉
はぁ〜天才じゃん
なんでもっとこんな単純なことに気づかなかったかな
つーかこれで良ければ赤でも緑でも作りたい放題じゃん
もうこれカクテルチャレンジ終わっちゃうかもな〜
ごめんねフォロワー、八王子に誘う前に完成しちゃって……🙏💦
じゃ、ウォッカ注いでいきま〜〜す!
知ってたよ!!!!
ちくしょう!!!!!
まあそうでしょうね。
うまくいったら先にツイートしてるだろうし
なんなんでしょう。もうここまでくると技術とかそういう問題ではなく、もっと根本的に何か間違えている気さえしてきます。
おそらくきちんとしたカクテルの教養のある方がこの文章を読んでれば、
「2+3=8なんだし、2×9=8なんじゃね?」
というような内容に見えるのでしょう。
情けないですね。
もこさんからいただいた教科書のうち重要なページだけを抜いて勉強してしまったのでしょうか。そんな……
とりあえず今日はこの失敗した度数40%のカクテルをなんとかしなければならないのでここでやめておきます。
というか40%もあるともうわかんねぇよ。飲んだ先から全て鼻に抜けていく。
ある意味風味の塊
なんとか割って薄めようとは思いますが、肝臓へのダメージはすごいでしょうね。
またしばらく禁酒しようと思います。
アルコール中毒にだけは気を付けろと親にもいわれているので……
ですがアルコール中毒の末期症状の一つに、失明というのがあります。
一生分の暗闇です。
ですが僕は既に暗闇を克服した男。
なんとかなるでしょう。
なりません。
気をつけます。