目的もなく観光地とか行って、美味しいもの飲み食いしながらゆっくりしたいな〜
しよっか
来ちゃった
芭蕉です。
熱海!
熱海
なんか毎年来てる気がする、熱海
ここ5日くらい日記をサボっていたのですが、ほぼずっとアパートから離れていろんなところに泊まってました。
部屋の中に篭った日数だけ外に出ていい自分ルールになっているので
街並みの割にデカい駅、熱海
熱海はリア友(?)3人で泊まる約束をしていたのですが、自分以外は2人とも社会人で、金曜日で仕事があったので集合は適当にバラバラと集まることにしていました。
約束の時間がない集合、本当に気が楽
登場人物
・藤本くん
中学の時の同級生。一緒に生徒会をやっていた
ラブライブ!スーパースター‼︎をみていない
・原田くん
藤本の高専時代の同級生。
先にバニラ芭蕉を知った状態で藤本の紹介で知り合ったのでお互いエンカなのかリア友なのかよくわかっていない
ラブライブ!スーパースター‼︎をみている
・バニラ芭蕉
高専に落ちて普通科の高校に進んだので2人とは高校が違う。枕が好きすぎて最近4つ目を買った
ラブライブ!スーパースター‼︎をみていない
社会的立場がそれぞれ違うため、集合は旅館チェックインまで、というふわふわした約束で頭にやってきた我々
旅館は駅から近いのでそんなに焦ることもない
僕は楽しみでよく眠れず、7時前には起きてすぐに支度をしたので熱海に到着したのは11時ごろ
先に商店街を歩くのはちょっともったいない気がしたので、駅ビルの中をゆっくり散策することに
バナナラムネ!?
こういう観光地のラムネってそんなに味が変わらないのが相場ですが、到着してすぐのテンションで買ってしまいました 冷えてるタイミングで飲まなかったので以降持ち歩くことに
ビルの上の景色
クッソいい天気だ
ここ最近寒かったので張り切って秋服を着てきたのですが、少し歩くと汗が出るくらい日差しだったのでほぼ夏でした。
屋上は暑すぎて耐えられなかったので景色を楽しむ間もなく撤退
屋外バーベキュースペースで肉を注文している大学生グループがいて正気を疑いました。お酒とか出るのかな
お酒なしでこの気温は耐えられないよ……
喫茶店に避難
涼しいね、すみっコ
人と遊ぶ時でも持ち歩きます
飲み方にこだわりがある店らしい
書いてある通りに混ぜずに飲んだのですが、ミルクの部分しか入ってこなくて激甘だし、後半はミルクが混ざってない部分しかないので激苦でした。大人の味ってこんななんですか?
藤本から13時ごろに到着すると連絡があったのでそれまで時間をつぶしていたのですが、時間になって「着いてる?」とLINEを送ったら
「海にいる」
と自撮りが送られてきました
海?
1人で商店街抜けて海まで歩いて行ったらしい
旅館をスルーして
何故行ってしまうのだ、友よ……
これ劇場版の華恋のセリフです
スタァライトはセリフで遊びたくてもキャラの口癖が薄くて文章だけだと伝わりづらいな
もう二度と使いません
観光地にありがちな恋みくじ確認
箱根でもありましたよねこれ
もう観光地のあらゆる恋みくじの写真集めていこうかな
藤本を追って海に向かっていたのですが、やはり気温が高くて暑すぎる
上着を脱いでも汗が出るくらいで、流石に何か冷えたものを身体に入れながらでもないと歩くのは難しそう……何か冷えたもの……
お酒なしでこの気温は耐えられませんからね
いい感じの酒屋さんがあったので熱海の地ビールゲット
観光地で昼から1人でお酒を飲みながら海に向かうの、事実を噛み締めた瞬間脳みそが震えるほど気持ち良かったです ガラスに映った自分がビールの瓶持って歩いててテンション上がりました。
東京近辺で廃墟を調べると筆頭としてあがってくる街、熱海
いい階段だ
生活感ある
あれ!
ここ通ったことある気がする
冷たくて気持ちよさそう
ここあれだ
去年来ましたね
海だー!!!!
海は映ってませんが
ヤシの実だ
このあたりに藤本がいるはずなのでキョロキョロしながら歩いていたのですが、遠くの方で明らかにこっちをガン見している人がいたので
「おーい!」
と満面の笑みで手を振ったのですが、反応なし
人に見られてるから恥ずかしいのかな? それか自分がほろ酔いで恥がないだけで意外に人に見られる通りだったのか
とりあえず合流しよう、と思い駆け足でそちらへ向かうと、藤本だと思った人影が全然知らないおじさんで笑顔がスーッと真顔になりながら会釈をしてすれ違いました。
違う人じゃん
観光地に来てテンションあがっちゃってる人になってたな
こういう場合の手を振るやつって船の上とか山の上とか絶対今後近くで会うことがないパターンの人のやつじゃん
こういうタイプの気まずさは初めてだな
その後少し歩くとキャリーケースに座って参考書みたいなの読んでる藤本(本物)がいたので「こんなところで勉強するな!」とシバいて日陰に向かいました。
こんなところで勉強するのはまだしも、よく考えたらこの気温の日向で本読んでるの今思い出すと怖すぎ 受験生か
フォロあのの聖地
原田が来るまで微妙に時間があったので、地図で見えたお寺っぽいところに向かうことに
山上らしく、信じられない角度の坂道が頻出
田舎だ
なんか観光地とかそういうタイプの建物じゃなさげですね 御免くださいしても駅までの道教えてくれるだけそう
帰りましょうか
かなり歩いたのに収穫なしで来た道を戻り、
ラブライブ要素回収
さっきの酒屋さんでサイダーを購入
かしこいのでビールでは水分補給にならないことを学習済み 水を摂ります
2人ともオタクなので思ったより早く歩けてしまい、時間が余ったので商店街の外れのベンチで飲み物を飲みながら休憩
油断したら瓶が砕けました。本当にちょっとぶつけただけなのにガッツリ割れて怖かったです
飲み終わった後でよかった〜
瓶を処理して原田くん合流
もう15時で、晩御飯の予約もしてあるのにお弁当を買ってきたらしい
野球児?
3人揃ったところで旅館に向かいました
到着
僕と原田がササッと写真を撮って中に入ろうとすると、藤本が「ヤバい、写真撮れない、写真撮れない」と訳のわからないことを言うのでスルーして受付へ
検温を済ませてチェックインをすると、一応かなりいい部屋だったからか丁寧に女将さんが部屋まで案内してくれました。
旅館の中をいろいろ案内してもらいながら、晩御飯の説明や温泉への行き方を説明してくれてる中、藤本が延々と「写真撮れない、写真撮れない」というので
「ちょっと今説明してもらってるから」
と言うと急にシュンと落ち込んでいました
部屋に着くとここもまた説明があって、冷蔵庫や布団の説明、金庫なんかの設備を諸々紹介してもらって、原田と芭蕉は景色すげー! と感動してるのに、1人テンションだだ下がりの藤本 落ち込んでる
看板の写真って後からでも撮れるくないですか? 電車とかならまだわかるけど……
こんなに落ち込むなら少しくらい待ってあげたらよかったな
一通り説明が終わり、女将さんが帰って原田と僕が荷物を広げ始めた頃、よくやく自分のターンがやってきた藤本が
「みて、写真撮れない」
と改まってAndroidを差し出してきました。
はいはい、と原田と2人で覗き込むと
写真撮れないとかではなく、完全に壊れてるね
完全に壊れてるね
写真を撮ろうとして落としてしまったらしい
しかもiPhoneではなくAndroidなので、液晶が壊れるとアウト
このあと撮影機能だけはなんとか生きていることを確認したのですが、直後に画面が完全に暗くなり全ての機能を停止
ただのまあまあ重たい板になりました
何故逝ってしまうのだ、
旅行に来て1日目でスマホ壊れるのたしかにテンション下がるし、女将さんの説明も頭入ってこないのも仕方ないですわ
集合前に壊れてなくて本当によかった
まあ、僕らは壊れてないスマホ持ってるので写真撮れますが
一眼レフを持っていたので貸そうとしましたが、さすがに怖くて持てない、と言われました。
まあたしかに、直前に自分のスマホ落として壊してたら自分も人から物借りるの怖いですし
人に物を壊されてもそんなにダメージ受けませんが、人の物を壊すとダメージデカいですよね。こういうのは無理に貸してもこちらのエゴでしかないので藤本は今後スマホどころかカメラもない時間を送ることに……
障子をみると破りたくなりませんか?
あ! 体験コーナーがある!
本当ありがたい
芭蕉の湯!?
部屋は荷物を置いた後は温泉に向かい、ゆっくりとお湯に浸かって疲れを取りました。仕事人(しごとんちゅ)の2人とは別に僕はこの1週間原稿しかしてないので趣味といえば趣味なのですが……
ほとんど人もおらず、露天風呂でゆったりとおしゃべりしながら、飾ってあった松尾芭蕉の句について語っていました。まず読めなかったのでかなり浅い部分で語っていましたが……
食事まで少し時間があったので、夜につまむものや飲むものを買いに商店街を歩くことに
藤本はコンビニで写ルンですを購入
令和にこれ持ち歩くの逆に風流でカッコいいな
「これシャッター押したら写真撮れるの!?」とファインダーを覗き込みウキウキで商店街を撮影
はじめて手にした写ルンですをいたく気に入ったらしく、テンションが目に見えて上がってたので安心しました。子供か
おとなげ がないので同じ場所をスマホで撮影しました。
時間ギリギリまで買い物をした後、旅館に戻って晩御飯
割引を使って1番いいコースを取っていたので、晩御飯も個室に通されて3人だけの空間に
感染症対策も限界までしています
え!!!
本物じゃん……
一眼レフを持っていていましたが、この日はなんと日付設定をサボっていたことによりスマホに写真が転送できないデータになっていたことが後ほど判明
高画質の晩ごはんの写真はカメラでしか見返せないことに……
でもしょうもない写真はスマホで撮ってたので残ってます。
例えば
芋の皮剥くの下手すぎな写真とか
2人とも一発で剥いてたのに芭蕉だけボロボロになりながら剥いてた
肉を乗せてない台とか
日本酒とか
すみっコが写ってるやつとか
日本料理のコースって苦手なものばかりで食べられないイメージがあったのですが、舌が大人になったからなのか全部絶品で驚きました。修学旅行やバイト先の賄いと違って、きちんとお金を出しているというのもあるかもしれませんが
なかなか白いご飯が出てこなかったので、3人で毎回「これはご飯が食べたいね」と言っていました。全然子供だったぽい
メインの金目鯛の煮付け!
デケ〜〜デカすぎて肌感を感じる 背中のあたりとか、普段マジマジと見ないものを見てしまった罪悪感すらあります
知り合いの女の子がオフショルダー着てきた時とか、地元のヤンキーがおへそ出してる服着てきた時の感覚に似てる
5000円の金目鯛をそんなのと一緒にするな
歯医者さんごっこした、子供なので
あまりに大きいので目玉も飴くらいあって、暫くコロコロ口の中で転がしてましたが永遠に無くならないので丸呑みしました。丸呑みすると抵抗があるサイズの目玉 東京喰種でしか見たことないな
藤本が魚を捌けるので、金目鯛も綺麗にほぐしてもらいました。あまりの綺麗さに感動 お酒飲んでたら胴上げしてたくらい綺麗にほぐしてくれました。
よく考えたらお酒飲んでたわ
味はまあ、白身魚の煮付け
というかこの時点でもう3人ともお腹いっぱいだったので、後半はお酒を飲んでる僕に半分の量が任されたり、かなり分担しながら一生懸命食べました。
後々人にこの金目鯛を食べた話をして「味どうだった?」と聞かれたので、見た目の素晴らしさをコンコンと説明した後「味はまあ、白身魚の煮付け」と返したら
「その前フリで首傾げることないだろ」
と言われました。
それはそう
お吸い物が美味しかったです。
ミスなのか飲酒サービスなのか、僕しか白髪葱入っていなくてなんか申し訳なくなりながらシャキシャキ 口の中が甘辛いタレでいっぱいだったので野菜が美味しい
完食!
22歳の男集団にしては綺麗に食べたと思います
魚捌ける人がいたのアドバンテージ大きいですね
デザートは季節のフルーツと無花果のアイス
藤本と原田のアイスはガチガチだったのに
僕のだけデロンデロンでウケました
白髪葱入ってたから?
最後はお腹パンパンになりつつも、さっぱりしたデザートを食べてご飯終了
ごちそうさまでした!
こんなに良い旅館料理初めてです
13000円とかでこれだったのでたまに来るくらいならいいですね、こういうの
部屋に戻ったら布団敷かれてました。
これ全部食べていいのか!?
とりあえず布団をずらし、スマホとテレビをHDMIで繋げるか試したのですが、かなり試行錯誤したのにアニメを流すことはできず
どうやらdアニメやアマプラ、U-NEXTなんかはこういう画面共有を禁止しているようです……
こんな時にも役立つのがiPad Pro
使い方は大学の課題から同人誌制作、卓球のラケットや車の玩具を走らせるサーキットなど自由自在 お絵かき以外にもだいたいの用途のおもちゃになります
ミリしらも済ませていたので心置きなく視聴
藤本と芭蕉は(というかこの世代のオタクだいたいそう?)ラブライブからオタクになった2人で、原田も虹ヶ咲はキャストまで推しているラブライブのオタクだったので、スーパースターは全員興味がある
なんなら原田は初期から追っているらしく、あえてアニメが溜まったころにみようと約束していた藤本と芭蕉も楽しみにしていたので、
知っているオタク1人と初見のオタク2人 という理想の状態に
とりあえず4話までみたのですが、恐ろしく精度の高かったミリしらの割に平安名すみれ(金髪の人)だけダダ外れでびっくりしました。
嵐千砂都はとも子って顔してるじゃん まさか外れてるとは思いませんでした……
次回が1番下の葉月恋の回というところで一旦視聴をやめ、再び温泉に入ることに
時間帯で男女入れ替えだったので今度は違う温泉を楽しむ
ここも人が全くおらず、しかも夜で気温が低かったので露天風呂でずーっとオタク話
葉月恋についてまだアニメでほとんど出ていなかったので僕が割と真剣な考察の上、
「太宰治の『斜陽』に登場する、貴族である両親が落ちぶれてお金を失い身分や家を失っていき、母親を亡くして自暴自棄になってしまう女主人公に似てる節がある」
と力説したら先の展開を知っている原田がそっぽを向いてました。実際ほぼドストライクだった ラブライブって考察が通用するタイプのアニメだったんだ
何故か夕方深夜ともに文学にまつわる話を露天風呂でして、1時間ほど浸かってのぼせる前に部屋に撤退
高い旅館に泊まると会話の偏差値も上がるのかもしれない
お風呂上がりは僕だけビールを飲みながら、3人でプリンを食べました。熱海の温泉プリン
何が温泉なのかは一切わかりませんが、瓶に入っているだけでテンションあがります
僕は1人でバルコニーで夜景を飲みながらビールを飲んでたのですが、思いっきり足を滑らせて転びかけたのに誰も見てなくてシンプルに恥ずかしかったです カメラ回してればよかった
プリンの後はもうかなり眠かったので、割と健康な時間に就寝 なんなら原田は仕事帰りですしね
電気を消した後もダラダラおしゃべりしつつ、限界になった頃におやすみを言いました。
しばらく布団の中でもぞもぞしてて、寝返りを打ったらたまたま手のひらが藤本の手のひらと重なって手を繋ぎそうになり、
「あっ……」
「あっ、ごめん」
という謎のイベントがありましたが、男同士で起こるイベントではないだろ
頼むから女の子といる時にこのイベント起きてくれ、と思ったのが最後の記憶
1日目はこんな感じで、主に藤本へ偏りがちにいろいろありましたが、いい温泉やいい料理を楽しみ温泉地を満喫してました!
明日は違うホテルなので時間までに起きれるといいな〜くらいの心持ち
予定がない旅、本当にいい
2日目以降の日記はまた明日書きます!
それでは!