口座に3万円くらいあると思って先日PayPayで豪遊したのですが、今確認したら1万円しかありませんでした。
"本物の"冷や汗が流れました。
芭蕉です。
突然秋になりましたね。
目が覚めたら急に寒いものですから、朝はコンビニに駆け込んで
「今何月何日ですか!?」
とレジの人に尋ねてしまいました。
嘘です。
月曜日は講義と講義の時間が空いているので、
フォロワーに頂いた芭蕉全句集を読みました。
その木の枝、細すぎて杖としては使いたくないな。
バニラ芭蕉の「芭蕉」はバナナの和名の「芭蕉」だと梅干しを食べたように主張しているのですが、定期的に松尾芭蕉のことだと思って聞いてくる方がいます。
松尾くんのこと、なにも知らないのにな。
しかしせっかく本まで頂いたんで、これを期に松尾くんと仲良くなりましょう。
まさかハンドルネームを決めた時にはこんな本まで読むことになるなんて想像してませんでしたね。
もうね、読んでるとちょくちょく「芭蕉が〜」「芭蕉の〜」と出てくるので呼ばれてるのかとドキドキしました。
「松尾芭蕉」と書いてもらえたらいいんですけどね。「芭蕉」だとびびります。
というか大学の授業で「芭蕉が〜」と先生が言ってもびびります。
ちなみに季語を含む俳句は大きく分けて春・夏・秋・冬の4種類に分けられます。
今日は秋のを読みました。秋な気温でしたし、なんならもうすぐ冬ですからね。
せっかくなので、好きなやつをいくらか紹介します。
初秋や畳ながらの蚊帳の夜着
訳:初秋ともなると夜は冷え、畳んでおいた夜着の代わりに掛けることだ。
要は畳んだままのちょい重たい布団を寝る前にかぶる的な意味です。
寒くなってきたら布団の重たさってちょっと良いですよね。微睡んでるくらいの時に布団の重みを感じるのめちゃくちゃ好きです。
なんか布団に転がるのって秋くらいが一番気持ちいいですよね。
夏にする昼寝もまあ好きだし、冬に毛布にくるまってスマホをいじり続けるのも好きなんですけど、秋の「いつでも起き上がれるけどもうちょい転がってる」みたいな曖昧な時間がすごい好きです。
布団を被らなくてもいいし、被ったら少し重たくて気持ちいい。
昼寝して〜
見送りのうしろや寂し秋の風
訳:秋風が吹く中、旅立つあなたを見送ると、その後ろ姿がなにかしら寂しげである。
要は夕焼け小焼けですよね。
僕は「旅立つあなたを見送る」的なシュチュエーションに遭遇したことはないのですが、秋になってサイレンが鳴るのが少し早くなって、頬に冷たい空気を感じながら友達と帰路を分かつあの感じは何となくわかります。
秋の帰り際って微妙に日も暮れてきていい雰囲気ですもんね。
都会にはありませんが、金木犀の香りなんかも思い出して実家に帰りたくなりました。
今度秋葉原に行こうと思います。
身にしみて大根からし秋の風
訳:秋風が身にしみる木曽の旅で、大根がまた見に染みて辛く感じられる。
この間大根おろし食べたくて家でやったらめちゃくちゃ辛くて萎えました。
講義始まりそうなんで以上です。
何やってんだ?
なんか今日の日記だけでこのブログ全体の偏差値が2億くらい跳ね上がった気がしますね。
フォロワーの皆さんは普段から僕による頭が悪くなるような文章を読んでるので、たまには文学に目を通してIQを保つようにしてください。
ではまた……