今日も関東は一日中雨でしたね。
雨の日が続くと洗濯ができないので着るものがすぐなくなってしまいます。
僕は明日も雨が降ったらタオルが尽きて文明的な生活がままならなくなってしまうので、一刻も早く雨が止むことを祈っています。
そんな感じで雨が続くとどうしても憂鬱になっちゃうのですが、土曜日に雨が降った日、僕は家の近くにある喫茶店に出かけてもいいことにしています。
その時だけはスマホも家に置いて、持っていくのは財布だけ。
昼過ぎに人のまばらな喫茶店のベルを鳴らして、温かい紅茶と店内手作りのスコーンを頼み、ガラスを隔てた先の雨の降る町を眺めながら優雅な午後を過ごす……
その時間だけは、日頃の嫌なことも全て忘れて、自分の内側を磨き直せているような気がします(笑)
まあ、全部嘘なんすけど
芭蕉です。
明日も雨が降るとタオルが尽きる話は本当です。
やになっちゃいますねほんと
ところで、ツイッターじゃ言えないんですけど
フォロワーが2400人をこえました✌️
懿栄✌️
2400か〜
2400円あったら喫茶店でどれくらい豪遊できるんでしょうね。
場所にもよるでしょうけど、おそらく軽くお昼ご飯くらいは食べられると思います。
普段はDOUTORすら行かないので微妙ですけど。
ちなみに僕が最近気になってる喫茶店は、大学に向かう途中にある雑居ビルの、窓ガラスに汚い字で
「探偵事務所」
と張り紙のしてある、すぐ真下の
「喫茶店」
という名前の喫茶店です。
美味しそうな雰囲気は一切しないんですけど、そのぶっきらぼう加減的におそらく探偵事務所も喫茶店も同じ人が似たタイプの人が経営しているお店でしょうし、何とも言えないかっこよさがあります。
なんなら探偵事務所へは喫茶店を通らなければいけないとかだと最高ですね。
喫茶店の軋むドアを開けると、やる気のなさそうなマスターがコップを拭きながら
「今日はもう店じまいだよ」
なんて無愛想に言ってくるので、
「いえ、上の事務所へ行く階段を訪ねたくて……」
と主人公はおずおず答えます。
するとマスターは
「あぁそう、じゃあそこに座って待ってて」
「何飲む?」
と言うので、「店じまいじゃないんかい」と思いながら高校生の彼は最近やっと飲めるようになったコーヒーを注文します。
ちなみにこのコーヒーは美味しくもまずくもないです。何故ならインスタントなので
コーヒーがぬるくなってきた頃、カウンターの奥から
「こっち来て」
と声がかかります。
その埃っぽさに若干抵抗を覚える主人公ですが、従業員以外立ち入り禁止と書いてあるプッシュオープンのカウンターを開けてカウンターに入り、声のしてきた方にある階段を登ります。
この途中にやたら毛並みの良い黒猫とかが寝てるともう最高ですね。
登りきって冷たいドアノブを回すと、そこだけやたら綺麗なソファのある応接間が目に入ります。
正面の窓ガラスには外に向けて投げやりな字で「探偵事務所」と書いてあるのがわかります。
「依頼はなんでしょう」
声がした方を振り向くと、社長が座るような良さげな椅子(でもひび割れてたりして中古品の香りがする)に、さっきのマスターが着替えて座っています。
本当に信用できるのか、この人は、と若干の不安を覚えつつ、主人公はポッケに突っ込んだお年玉を握りしめて依頼の内容を話し始める……
自分がこの後、この探偵事務所で働くことになるとも知らずに。
よく喫茶店の話題だけで1400字もこんなのが書けたと思います。
喫茶店に憧れを抱きすぎじゃありませんかね。
暇ってのもあるんですけど。
明日も雨降ったら暇だし(雨降らなくても暇だけど)、もし晴れなかったら近所の喫茶店でも行こうかな。
ちなみにさっきの主人公の趣味はお菓子作りです。